「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」に行ってきました
先日、大分県で開催されている「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」に足を運んだのでご報告します。
【10月31日】
障害者芸術文化活動普及支援事業の全国連絡会議に出席しました。全国の支援センターや県職員等が一堂に会し、前半は各広域センターからの進捗報告を行い、後半は障害者の意思決定支援に関するレクチャーを受けました。
他のセンターの活動はHPなどを介して知る機会はありますが、実際に顔を会わせて情報交換をする機会はとても貴重でした。全国とのつながりももちろん重要ですが、九州などのブロックごとあるいは近隣の都道府県との連携や情報交換はこれからの活動にも欠かせないものになると思います。
【11月1日】
「障がい者アートフォーラム」に参加しました。全体会では東ちづる氏の基調講演、大分大学教授の田中修二氏になる大分県の取組紹介、パネルディスカッションと盛りだくさんの内容でした。女優・タレントの東ちづる氏ですが、誰もが自分らしく生きられる”まぜこぜの社会”を目指すGet in Touchの理事長もされています。Get in Touchを設立した背景から、現在の活動紹介まで熱量溢れる講演でした。
パネルディスカッションでは障がい者アート活動への支援を全国で先駆に取り組んでいる団体として、たんぽぽの家、ビッグ・アイ、やまなみ工房の担当者と当センターの樋口も登壇し、工房まるの活動を紹介しました。
また、大分県立美術館で開催中だった「1人ひとりのもつ可能性を活かす仕組みを考えるアート展 Action!」も鑑賞しました。
Action!展は障がい者アートに関わる方々のインタビューを中心とした展覧会で、今年で4年目の取り組みとなります。
「障がい者アートってなんだ?」という副題の通り、障害とは何か?アートとは何か?障害の有無を超えた社会のあり方とは?など、様々なことを考えさせられる展覧会でした。