令和2年度 第1回九州ブロック会議を開催しました

令和2年度障害者芸術文化活動普及支援事業、第1回九州ブロック会議を7月21日(火)に開催いたしました。

今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン会議となりましたが、各支援センター、各県の自治体担当者、全国連携事務局、厚労省の担当者が全員が揃い、総勢25名での会議を行いました。

今年度設立された長崎の支援センター、今年度から新たに担当となる自治体の方などもおられますので、まずは、自己紹介と今年度計画についてそれぞれお話していただきました。各県共通して他団体とのネットワークづくりや情報収拾といった基盤整備が計画の一つとしてあり、各県のニーズに適した、さらに課題を解決するための事業を展開されます。

今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、実態調査や人材育成事業はオンラインを活用した計画を視野に入れておられます。(すでに実行されているセンターも)。今回の九州ブロック会議では、センターそれぞれの新型コロナウイルス感染症対策について話し合うと共に、オンラインを活用したプログラムのアイディア共有をはじめ、オンラインを有効にした障害のある人たちや支援団体への相談対応なども共有することができました。


次に、昨年度当センターが九州内の文化施設を対象に実施した「障害のある人たちの芸術活動・鑑賞に関するアンケート」の集計結果を共有させていただき、当センターが実施した分析結果から浮き彫りとなった課題の解決方法を意見交換しました。今後九州にある文化施設がより開かれ、障害のある人たちも含めた多様な人たちが心地よく利用できるものとなるように、各センターと文化施設が共同した発表の場の構築、鑑賞サポートなどのあり方を考える時間となりました。

最後に、当センター樋口より、各センターと自治体の皆さまと合同で取り組むプロジェクトの提案とをさせていただき、今回のブロック会議は終了となりました。

普段からメールのやり取りなどは頻繁に行っているのですが、オンラインとはいえ、顔が見える環境でお話ができることでそれぞれの取り組む姿勢やお人柄が見えてきます。
新型コロナウイルスや大雨被害など厳しい状況が続きますが、こうやってみなさんと知恵やアイデアを出し合って、有意義な活動に展開できる場をこれからも提供できればと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です