アートサポートセミナー基礎編　福祉とアート

2020 年 4 月に設立した「FACT(福岡県障がい者文化芸術活動支援センター)」には、芸術活動に関心が高まっている福祉事業所からの “創作活動の環境整備” や “作品のアウトプットについて” の相談、活動の幅を広げたい障がいのある人やそのご家族からの “発表できる場や創作活動を行える場の情報提供” の依頼が年々増え続けています。

さらに、福祉事業所や展覧会主催団体との契約について、トラブルを未然に防ぐための相談も多く寄せられており、福祉の現場では著作権の知識が必要となるような芸術活動を行う団体も増えてきています。

そこで今回のセミナーは、FACT センター長の樋口龍二を講師に、福祉とアートに関わって約 25 年の経験から学んだ数々の事例や、国内での障がいのある人たちの芸術活動の歴史を遡り、これからの福祉とアートの役割について参加者の皆さんと考える場にしたいと考えています。

【開催概要】
日　程：2022年10月27日（木）
時　間：13：30〜16：00（受付／13:00〜）
会　場：アクロス福岡２F セミナー室２ (福岡市中央区天神1-1-1)
参加費：無料
定　員：30人（対面形式）※要申込み、先着順（リモート参加は定員なし）
参加対象：福祉関係者、文化施設関係者、教育関係者、学生、障害のある人たちの芸術活動に興味のある人

※新型コロナウィルス感染症の対策としてハイブリッド形式（対面形式とリモート形式）での開催となります。
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主　催：FACT（福岡県障がい者文化芸術活動支援センター）、福岡県、NPO法人まる
助　成：令和4年度 障害者芸術文化活動普及支援事業

【当日スケジュール】 
13:00〜13:30 受付
13:30〜14:00 福祉とアートの歴史
国内外での障がいのある人たちのアート活動の歴史から、現代の福祉とアートの役割について考えます。
14:00〜14:40 環境整備とアウトプット
表現や創作の環境をどのように整備していくべきか、また作品を披露したり商品化していくためのノウハウを紹介します。
14:40〜14:50 休憩
14:50〜15:30 権利擁護について
表現作品にまつわる「著作権」「所有権」「著作者人格権」の権利について具体的な事例を交え、今後の活動に役立つノウハウを紹介します。
15:30〜16:00 意見交換、質疑応答